こんにちはあさじんです。
ゴルファーなら、アプローチ グリーン周りの重要性は承知していると思います。 初心者の頃にアプローチのミスで、グリーンの周りを行ったり来たりした経験は、ほとんどの方があると思いますが、平均スコアが90台80台の方でもザックリトップのミスは珍しくありません。 多少ショットの調子が悪くても、アプローチに自信があればパーでしのげますしスコアを作れるようになりますので、上級者でアプローチの練習に時間をかける人は多いです。 それではどんな練習をすればいいのか解説したいと思います!

基本の打ち方
基準の距離を作ろう
- アプローチにはロブショットだったりランニングアプローチだったりと色々な種類がありますが、グリーン周りが上手な人は、それらを使っていかに高い確率でカップに近づけるかを考えアプローチを行います。ボールを上げるのか転がすのかを決めずに適当に勘で打ったところで、ほとんどカップに寄らないのが普通です。
- そこでまず30ヤード前後を基準の距離としてウエッジを短めに持って、振り幅やリズムを意識しながら練習します。
上げたり転がすとかを考えないで半分上げて半分ランを出すイメージで、左右均等の振り幅で距離感を出すのが一番安定してズレが少ないですね。 - 体を回して腕を使いすぎずにゆったり打つのがコツで、体を止めて腕を振るように打つのはヘッドが走りすぎてミスが多くなり距離感も出しにくいのでお勧めしません。手や腕は全く使わないわけではなく、微調整に使うのが良いでしょう。
- 基本の距離を不安なくしっかり打てることが大事なので、たくさん練習して自信をつけてください。
距離の打ち分け方
- 30ヤードの距離がしっかり打てるようになったら、そこから振り幅で調整しながら-10ヤード+10ヤード+20ヤードの距離を練習してください。距離が変わっても左右均等にしてリズムを変えず体で打つようにしましょう。
- それと振り幅は変えずクラブを変える方法もあります。
例えばサンドウエッジで30ヤードを基準とする場合、アプローチウエッジで同じ振り方で40ヤード打つ方法です。振り幅を変える方法とクラブを変える方法では、キャリーとランの距離感も変わってくるのでイメージが出やすい方で試してみてください。 - アプローチは、ライの状況、傾斜、グリーンの硬さ速さで距離感や方向性にずれが出ますので、あまり打ちたい距離に対して神経質にならずリズムよく打ちワンピン以内によればOKとしましょう!20~60ヤード前後をある程度、打ち分けられればシングルレベルです。
転がし(ランニング) 上げるアプローチ(ロブショット)
ランニングアプローチ チップショット
- プロや上級者のほとんどの方は、ボールからグリーンエッジまでの距離が近いときは高い球で攻める必要がなくほぼ転がしのアプローチを選択します。
- 理由は、上げるショットは難易度も高くミスをした場合のリスクが大きくスコアを崩す原因にもなりますが、ランニングアプローチならば失敗もしにくく転がりでグリーの傾斜もわかり、次のパッティングの参考にもなります。
- それではどうやって転がすのかを説明していきます。
使うクラブはピッチングか9番アイアンくらいが良いでしょう。 - ボールの位置は真ん中よりボール一個分くらい右足寄りで良いでしょう。たまに転がしだからとボールを極端に右寄りに置く人がいますが、クラブヘッドの入射角が鋭角になりすぎてミスが増えるのでお勧めしません。
- 少しだけハンドファーストに構え小さい振り幅で打つだけです。
小さい振り幅のショットなので手打ちでチョコンと打ってしまいがちですが、それだとミスになりやすいので小さい振り幅だとしてもしっかり体と足を使って打つと安定します。 - もちろん転がしにはパターを使う選択もあります!
パターで行うアプローチをテキサスウエッジと言いますが、ツアープロでもまず一番にパターを使えるかどうかと考えるそうです。 - テキサスウエッジを使えばザックリトップの心配は考える必要がなく、かなりの確率でグリーンに乗せることができるようになります。難しいのはグリーン周りの芝でどれくらい食われるのかの計算で、そこの部分はラウンドの経験で覚えるしかないでしょう。
アプローチのように打つ事で、緩むことなくしっかり打つ事ができます。
上げるアプローチ ピッチショット ロブショット
- バンカーなどの障害物がありピン位置が近い場合など、転がしが使えない場面では上げるアプローチが必要な場合が出てきますので、難しいですが是非習得しておきたいです。
- ピッチショットで使うクラブはサンドウエッジで、バウンス角が大きめの物を選んだほうがザックリしにくくなりますね。
ボール位置は真ん中よりボール1~2個分左足よりで、あまりハンドファーストにならないようにクラブフェースを少し開いてまっすぐ構えます。 - あとは緩まないようにしっかり打ちましょう。コツはバウンスからボールの手前の地面に入れるように打ち、クラブが立たないように注意してください!
- 上げるショットは非常に距離感を出すのも難しく、ミスのプレッシャーもかかりますのでピタリと寄せようとは思わず、乗ればよしと考えるようにした方がいい結果になりやすいです。それでも。うまく打てるとしっかりスピンも入り寄せられますのでしっかり練習しておきたいですね。
- それでは、ふわりと上げて高さで止めるロブショットを打つ場合はどんな場面でしょう?
まずはライの状況を見て球が浮いてる状態なら、フェースを開いてロブで狙うのもありです。花道の上からのロブショットはプロや上級者でもないかぎり挑戦しないほうが無難でしょう。
ミスを減らすには?
ザックリトップをしないようには?
- ピタリと寄せようと打ったアプローチで、ザックリやホームランは誰しもが経験があってがっくり来ますよね!
- 原因は色々ありますが、一番は小手先で打とうとするとヘッドが走りすぎてミスするパターンです。それを直すには小さいスイングで体を使ってしっかり打つ事で、ミスを大幅に減らうことができます。
- もう一つははボールに当てに行き体で突っ込んでしまうミスです。これは素振りの段階でしっかりイメージを作ってボールを見すぎないで打つとよいでしょう。
- これはどのショットにも言えることですが、実はそれらのミスを簡単に無くせる薬や魔法は存在せず、地道な練習で無くすしかありません。そして時間をかけて努力したことが技術となって自信になります。
- 上級者にとってアプローチはスコアに直結する部分でもありますので多くの時間を使ってしっかり練習します。そして落とし場所そこからのランをしっかり把握して距離感を磨きます。
- 80台を目指す方や100を切りたい方もアプローチをしっかり取り組むことでスコアを大幅に減らせる可能性があるので、ぜひしっかり取り組んでみてください!
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